ブログ、本、動画(Youtube)など、様々な媒体があります。
しかし、調べていく中で「全然情報が出てこない!」という壁にブチ当たる事も。
そんな時に思い出して欲しいのが今回の記事。ここでは、調べ方のコツとして、実際にどのような考え方で調べていけば情報がヒットしやすいのかを紹介していきます。
情報のカテゴリーを考える
一番最初に、「どこで調べるか」を考える必要があります。ここを誤ってしまうと、その後の調べる時間が無駄になってしまうためまずは情報を大きく3つのカテゴリーに分けましょう。
- 実戦系の内容(筋トレ、スポーツなど)
- 知識系(法律、教科書的なもの)
- ローカル系(〜〜県産の野菜とか)
以上の3つに分けるところから始まります。
もっと噛み砕いて言うなら「専門的な人に訊いた方が早いのか(実践系)」、「本読んだ方が早いのか(知識系)」、「その場所に行った方が早いのか(ローカル系)」ということです。
では、それぞれの調べ方を見ていきましょう。
実践系
基本的には「人に訊く」内容になるので、Youtubeで調べると良いでしょう。
スポーツ系などの「〜をするためのコツ」は、そもそも文章に起こすことはかなり難しいです。ですが、口頭での説明であればできる場合があります。
有名な学校のコーチであったり、整体師であったりがYoutubeをやる時代、実践系の情報はYoutubeで探してみましょう。
しかしながら、Youtubeは誰でも投稿し好き勝手に喋ることができるため、情報の質を見極めることが非常に難しいです。
チャンネル登録者数が多い≠情報が確か ということを覚えておきましょう。正しい知識であるにも関わらず再生数が少ない人も多く見かけます。
知識系
知識系であれば、ネット上のサイトからも調べることができます。しかしながら、これについても情報の精査が手間になるため、本が一番良いでしょう。基本的には根拠がしっかりしていることが書籍化されており、マニアックな専門分野であればあるほど本の力が強くなります。
しかし、本には弱点もあります。それは、「どこに調べたい情報があるか分かりづらい」点。
今はGoogleで検索をかけると、ピンポイントで教えてくれますよね。それが紙の本だと少しコツがいるんです。
基本的には見出しを活用したり、一度全体をサラ読みすることがオススメ。
また、知識系はYoutubeには向きません。関係ないこと喋っていたり、中心にある物が全く別物で、そこに付随した説明のような形で紹介されている事が非常に多いからです。
知識系の情報はネットや本で集めるようにしましょう。
ローカル系
調べ物で最も大変なジャンルの一つです。(「○○町の名産品」とか)
基本的に農業系ならJAがまとめていたり、町がYoutube投稿してたりするので、散らばっている情報を集めて組み立てるイメージで集めましょう。
一番早いのは住んでいる人に聞いたり、実際その店行ったりするのが良いですが、この辺はインタビュー(取材)力が必要です。
また、商品とかサービスであれば、「ミルトーク」や「Twitter」などで消費者の声拾えるので、ネタ集めには良いかもしれません。
情報を集めるための3つのステップ
さて、ジャンル分けの大切さを先にお伝えしましたが、具体的な方法を話していませんね。ここでは、具体的にどのような過程で調べて行くかをお話しましょう。
基本的には、「実践系」「知識系」「ローカル系」全てのジャンルで使える方法なので、ぜひご活用ください。
ステップ1:考える前にまず調べてみる(大体のキーワードくらいは思い浮かべてから)
最初の頃は、構成を組み立てるのも難しいと感じることが多いです。(僕もそうでした)
そこで、まずは大体のキーワードで考えて、ネットで調べてみましょう。そうすると、自分が知りたいサイトが上位表示されているはずです。
まずはそのサイトを見ていきます。(本であれば、サンプルを読んだり、レビューで知りたいことが書いてあるかを知ります)
ステップ2:見出しを見て、大まかな内容を拾う
ステップ1で調べたサイトの中身を見ていきましょう。とは言っても、記事の内容を全て読むのではありません。
見出し2(h2)と呼ばれる大見出しを見るとこで、「このサイトでは何を書いているか」を掴むことができます。そこに自分の知りたい内容があった場合、その見出しを中心に読むようにしましょう。
書籍にも言えることですが、頭から読む必要はありません。自分が知りたい情報のみを抽出できれば良いので、自分が求めている情報が何かを整理しながら調べてみましょう。
ステップ3:情報をまとめていく
知りたい情報を整理して得た情報を、自分の記事で書けるようにまとめていきます。
このステップは慣れたら飛ばすことができるので、まずは練習として一回やってみましょう。無駄だな、と思ったら飛ばしてもらって大丈夫です。
また、調べていくと「知りたいことがまとめられた」クリティカルなサイトに出会うので、それはブックマークして見返せるようにしておきましょう。
ネット上で調べる時の注意点5つ
先ほどからお話している通り、ネット上の情報は不確かなものも多く精査する必要があります。そこで、特に注意したいことをまとめましたのでお役立てください。
wikipediaは禁止
一見情報がまとまっていてみやすい「wikipedia」、実は登録さえすれば誰でも編集できてしまうんです。
そのため、間違った情報がさも真実であるかのように記載されているため、基本的には使わないことをオススメします。
wikipediaの下部には「参考リンク」が貼られているため、そちらを辿るために使用するのであればOKです。
個人ブログやYoutubeは半々の信用
誰でも編集できる点で言えば、個人のブログやYoutubeも同じです。もちろん、その道のプロフェッショナルで正しい知識を投稿してくれている人もいますが、全くの素人がそれっぽく喋っているだけの場合もあります。
ここに関しては「この記事を書いた人」など、投稿者のプロフィールからその情報に対してプロフェッショナルな知識を持っている人かどうかを判断しましょう。
(中にはそれっぽい書き方してるだけで、全然素人な人もいるので要注意)
情報ソースを残しておく
後から、「この記事何を根拠に書いたっけ?」となる場合があります。実は根拠無しに自分の思い込みで書いていた、ということを発見する為にも、何を根拠に書いたかを残すクセをつけましょう。
webページであれば、参考サイトとして、本であれば参考文献としてメモに残しておくことをオススメします。また、自分の記事の説得力を出すためにも使用できるので、基本的には見た根拠は残しておきましょう。
(クライアントさんから求められる場合もあります)
「ゆっくり解説」は絶対に参考にしない
最近Youtubeで流行している「ゆっくり解説」というジャンルがあります。あれは、さも専門家であるように話しており、情報が確かな印象を受けますが、実態は違います。
僕自身、ゆっくり解説の台本を書かせていただいたことがあるので、ここは赤裸々にお話します。
まず、僕の場合は「動画編集」、「台本制作」、「投稿者」全て素人の人間が行なっているプロジェクトでした。そこで私は台本制作をさせていただいたのですが、もちろんその業界については素人です。ですが、その動画は数千再生され、さも事実であるかのように世に出回っています。
「クラウドワークス」などのクラウドソーシングを見ると明確にわかりますが、ゆっくり解説の台本は駆け出しの初心者ライターが書いていることが多いです。素人集団である危険性が高いので、ソースとしては使用しないようにしましょう。
まとめ
- 情報を調べる前に、調べたい内容が「実践系」か、「知識系」、「ローカル系」かで分ける
- ひとまずのキーワードで検索をして、見出し2を見ることでサイトの中身を掴む
- 知りたいことを整理しながら情報をまとめていく
最後までご覧いただきありがとうございました。
このサイトでは、駆け出しのライターさんの助けになれるよう、ライティングに関するコツや具体的な方法などをお話しています。ぜひご活用いただければ幸いです。
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